コンサルに向いていない人の特徴は「縁の下の力持ち」「傾聴」が苦手な人

こんにちは! 近藤です。
「副業解禁」や「働き方改革」さらに「人生100年時代」
これだけ自分と仕事との関係性を見直すきっかけを与えられてしまうと
- 「今の仕事以外に仕事を増やすなら、何ができるのだろう。」
- 「転職するなら、やっぱり他業種は難しいのかな。」
など、いろいろと考える機会が増えますよね。
そこで、仕事の選択肢として「個人をクライアントとしたコンサルタント業はどうかな」と興味をお持ちの方に、僕が考えているコンサルに向いていない人の特徴をご紹介します。
自分に向いていない仕事を始めるのは、時間や労力がもったいないですからね〜。
その特徴は2つです。
では、それぞれの特徴について、説明していきます!
目次
コンサルに向いていない人の特徴 〜 縁の下の力持ちになれない
「自分」が評価・承認されたい気持ちが強い
同業の方と話をしていると
- 「クライアントって、結果が出れば自分の手柄。結果が出なければ、コンサルタントのせい」
- 「自分のコンサルのおかげで結果を出せたんだから、もっと感謝してほしい」
- 「あんなに一生懸命教えてあげたのに・・・、なんか損した気分になる」
といった愚痴を聞く時があります。
こういう不満を持つのは、その人がコンサルタントに向いていない証拠です。
なぜなら、コンサルタントは、クライアントさんの結果を出すことが目的であって、いつまでも感謝を求めたり、崇め奉られることが目的ではないからです。
自分のコンサルタントが、恩着せがましかったら、すごく嫌ですよね・・・。
コンサルタントは、脚光を浴びて目立つ仕事ではありません。
他人からの承認欲求が強い人は、コンサルタントに向いていません。
自己犠牲の気持ちを抱えたまま、続けられるような仕事ではありません。
「支援」が仕事との理解がない
コンサルタントは、困りごとを持つ人の悩みを、一瞬で鮮やかに消し去るマジシャンではありません。
クライアントさんが望む結果に100%導くことができる、スーパーマンでもありません。
その真逆で、地味でしんどい仕事です。
- クライアントさんとの対話に時間をかけ、信頼関係を築く。
- 気づきにつながる問いかけを繰り返し続ける。
- 問題発見と問題解決を繰り返し、クライアントさんの目指すゴールまで伴走する。
- 必ず起きるモチベーションダウン時には、あらゆる手段を使ってフォローする。
このように、クライアントさんの結果を出すために、外科的な対処方法ではなく、漢方で時間をかけて体質改善を目指すような継続的・安定的な支援に注力します。
黒子として縁の下の力持ち的ポジションで、クライアントさんに寄り添ってサポートし続ける強い気持ちがない限り、コンサルタントになるのは、やめるべきです。
コンサルに向いていない人の特徴 〜 人の話を聴くのが苦手・嫌い
傾聴とコンサルタント的傾聴の違い
コンサルタントに求められる傾聴は、いわゆる傾聴とは明らかに違います。
傾聴 言葉や仕草に耳だけでなく全身を傾け、その言葉や仕草の裏にある気持ちを受け止めて、共感を示しながら、熱心に相手の話を聴く。 傾聴(コンサルタント) 問題発見・問題解決を目的として、傾聴を行う。
この違いを理解していないと、クライアントさんの悩み相談だけで時間が過ぎてしまい、肝心の問題発見や気づきにつながる種に、いつまで経ってもたどり着けないことになります。
コンサルタント的傾聴の重要性
そもそも、お金と時間をかけてまで、コンサルを申し込んでくるクライアントさんなら
「自分の課題や問題点を正確に把握している人」そんなイメージがあるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。
逆に、これまでの経歴・知識量やスキルに関係なく、自分のことになると、びっくりするぐらい把握できていません。
だからこそ、人の話を「聴く」能力は重要です。
クライアントさんが、コンサルタントに話を聴いてもらうことは
- 自分が伝えたいポイントを客観的に把握できる。
- 自分が避けてきた課題や問題の本質が見つかる。
- 本当に気がかりなことに辿り着く。
など、クライアントさん自身の気づきを引き出すきっかけを作ります。
この気づきこそが、コンサルの効果を最大限に引き出すための原動力です。
人の話を聴くことが苦手ということは、クライアントさん自身が内に秘めている真の問題を発見できず、気づきを与える質問や問いかけをすることもできません。
つまり、傾聴力がないということは、コンサルタントとして致命的です。
詳しくはこちらの記事コンサルタントは質問力と傾聴力のバランスが命にまとめています。
まとめ
ここまで、読んでいただいた上で、この2つのうち、ひとつでも絶対に自分には無理!と思われた特徴が当あれば、コンサルタントを仕事にするのは、あきらめた方がいいです。
もちろん、どちらも、意識を変えたり努力すれば、自分の力だけで克服できます。
多少苦手なままでも、仕事として割り切って、取り組める方も多いでしょう。
ただ、仕事の根幹となる部分に嫌いなこと・苦手なことが含まれているのであれば、それを頑張ってクリアするよりも、他の本当に好きな仕事を見つけた方が、格段に継続性・持続性が高いです。
何より、自分が、好きで楽しい!と思える仕事じゃないと、途中で心が折れてしまって、継続することができなくなるのでご注意ください!
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