習慣化できない人が抱える「三大悩み」の解消法!

こんにちは! 近藤です。
数年前から「働き方改革」というワードをテレビやネットで頻繁に目にするようになってからも、肌感覚としてはピンとこなかった「働き方の多様性」について、コロナ後には意識せざるを得ない状況になりました。
そんな背景もあって最近は、リスク分散のために前向きな行動を始めた方々から
「自分がやりたいことをやっているのに、どうしてもどうやってもなぜか行動が続かない」
「習慣化、行動のパターン化」がうまくできないという相談を受けることが多くなりました。
実は、習慣化できない人は共通した悩みをお持ちの場合が多くて
- 三日坊主を繰り返してしまうのがこわい
- 自分でも行動が続かない理由がわからない
- できない自分を素直に受け入れられない
これらがよくご相談いただく三大悩みの内容なのですが
今から僕がお伝えする内容によって考え方や視点を変えていただくことで一気に見える景色が変わりますので、ぜひ読み進めてみてください!
⒈三日坊主を繰り返してしまうのがこわい
誰もが絶対に経験のある三日坊主で終わった自分を振り返った時のあの感覚・・
もちろん僕も三日坊主常習犯でしたからよ〜くわかります!
三日坊主って繰り返すことで徐々にやる気を吸い取られて、最後にはポッキリ心が折れますよね・・。
でも、そんな三日坊主と簡単にサヨナラする方法があります。それは
躊躇なく目標を変えてしまうこと
「えっ???」って思われてもしょうがないですが、3日続けてみて手応えが悪ければ、4日目から目標を見直してしまうんです。
具体的には以下のやり方で、目標を確実に達成できるよう修正していきます。
- なぜ続かなかったのか原因を考えてみる(時間が取れない、実践できない環境、興味が薄れたなど)
- 見つけた原因をもとに目標の難易度を下げる(毎日1時間→毎日1分、寝る前に実施→朝起きてすぐ実施、楽しくない→本当にやりたいことへ)
- すぐに行動を再開する(目標を積極的に下げることで行動を継続させる)
このように
続かなさそう・続かなかった→立ち止まって考えて→目標を下げたら→また再開
これを繰り返せれば三日坊主になることは絶対にありません!
なぜなら、目標が変わろうがゴールが変わろうが前向きに取り組む姿勢を止めない限り、習慣化をあきらめたことにはならないからです。
習慣化できない悩みの1番目「三日坊主を繰り返してしまうのがこわい」については、1度決めた目標にこだわるのではなくて、目標を下げて取り組みやすくし、とにかく継続することに視点を移せば三日坊主を恐れる必要がなくなります!
⒉自分でも行動が続かない理由がわからない
もしかして、ご自身の忍耐力や我慢が足りないからと思ったりしてます??
実は、全然そうじゃないんです。習慣化に必要なのは気合いや根性でもありません、正しい準備=行動できる条件を満たすことです!
ザックリとした例えですが、マラソンのトップランナーは大会本番に備えて、ハードな練習をこなし、自分の走りに最適化された靴を選び、効果的にエネルギー補給するためのスペシャルドリンクを必ず準備します。
なぜなら、それらがそろわないと本番で自分の力を発揮できないことがわかっているから。
それと同じように、習慣化につながる行動は一定の条件を満たした時にしか形にならないんです。
スタンフォード大学のBJフォッグ博士が提唱する【フォッグ式消費者行動モデル:B=MAT】では行動・動作(Behavior)するためには
- 十分なモチベーションを持っている(Motivation)
- 行動するための能力を持っている(Ability)
- 行動を起こすトリガーを持っている(Trigger)
この3つが掛け算されることが重要だとされています。
例えば、これをダイエットに置き換えると
- 体重が増えて膝が痛くて困っている(行動する強い動機、理由)
- おうち時間が増えた、参考になるYouTubeを見つけた(行動するための条件)
- 健康診断の結果が想定外の悪さだった(行動のきっかけ)
となります。
これが下記のように、3つ中2つしか条件がそろわないと
○⒊健康診断の結果にショックを受けて
○⒈膝が痛くて困っていたからといって
×⒉毎日忙しくて時間がなければ
とりあえず医者には行くけど、ダイエットには踏み切れないかもしれないし
○⒉ダイエット用の良さげな本を見つけて
○⒊健康診断の結果が悪くても
×⒈実感できる症状が出ていないと
「まだ大丈夫だろう、本も高いし…」と考えてダイエットをしなければ!とは思わないかもしれません。
この行動モデルについては、細かくご説明しようとすると別記事がかけるボリュームのため今回は割愛しますが、「人は条件が揃わないと、なかなか行動に移れないんだ」とわかるだけで、なんか気が楽になりませんか?
習慣化できない悩みの2番目「自分でも行動が続かない理由がわからない」については、「ご自身が習慣化したい〇〇という行動」を上記3項目に当てはめて、行動できない原因の特定→1〜3のうち不足項目の解消と作業を進めれば、継続できる行動に生まれ変わります!
⒊できない自分を素直に受け入れられない
- 有名企業に勤めている人
- 職場での役職が高い人
- 高学歴の人
- 難易度の高い資格を持つ人
など、いわゆるエリートと言われる人生を送ってきた人ほど、習慣化において難易度高めの目標設定をしてしまい、三日坊主になりがちな傾向があります(近藤調べ)
そうなる原因は、ほぼ間違いなく「プライドの高さ」です。
社会的地位や周りの目に対して自身のプライドが邪魔をして、ついつい見栄えが悪くないような目標を設定してしまう、ちょっと背伸びした目標にしてしまう・・。
でも、習慣化の成功確率を上げるのは、自分にとって簡単な目標をコツコツと毎日クリアしていくことですから、本当は誰でも出来るような目標から始めればOKです。
当たり前の話ですが、習慣化できるかできないかは自分次第なんです。だからこそ
等身大の自分に合った、自分に正直な行動目標
さえ立てられれば、あとは何も気にする必要はありません、行動あるのみです!
ゴール)マラソン完走
習慣化目標)毎日1キロ走る
等身大目標)ウェアを着ることから
ゴール)細マッチョになる
習慣化目標)腕立て伏せ、腹筋、背筋50回
等身大目標)腕立て伏せ、腹筋、背筋1回だけ
「いやいや、それは意識低すぎ〜」って思われるかもしれませんが、1cmのハードルくらいから始めるのが、脳をだましてこっそりと習慣化するのに最適なんです笑
習慣化できない悩みの3番目「できない自分を素直に受け入れられない」については「等身大の行動目標を立て、できない自分を産み出さない」ようにする。
これだけで十分です!
習慣化に絶対必要な行動「やります宣言」
最後に、どうしてもお伝えしたい大切なポイントがあります。
それは、誰かに習慣化に向けた「宣言」をすることの重要性です。
なぜなら
- いくら恵まれた環境にいても
- どれだけ熱く強い動機付けがあっても
- ドンピシャのタイミングが訪れても
習慣化の実現をひとりで達成するのは本当にむずかしく、すぐに挑戦する意欲がそがれる場面がやってきます。
そんな壁を乗り越えるのにとても効果的なのが、自分の習慣化実現に向けた取り組みや目標設定を他者に「やります宣言」してしまうことなんです。
家族、友人、同僚、先輩、後輩、仲間、大切な人・・・誰でもいいです。
人は誰でも無意識のうちに自分の行動や言動、態度がブレないようにしたいという心理に基づいて行動している=一貫性の法則(原理)
この法則をうまく利用して「〇〇さんに宣言しまったから、やらないと!(恥ずかしいし)」という環境に自分を置いてしまうってことです。
習慣化は努力と根性で孤軍奮闘するのではなく、「宣言」することでサポーターの力も借りてコツコツと取り組む方が確実に結果が出やすいんです!
さらに欲を言えば、身近な人よりも信頼できる第三者に対して「宣言」し「行動管理」や「進捗管理」もサポートしてもらうと、習慣化達成の可能性は大幅に高まりますので、ぜひ、試してみてください。
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